2009年3月某日の朝、降りしきる雪の中、ドイツ南部の
ミュンヘンからG-powerへとレンタカーで
アウトバーンをひた走る。

当時は日本への導入待ちであったF01/02
(現行7シリーズ)もドイツでは走り始めていました。

走ること約1時間半、天気も回復してドイツ独特の冬の寒空の中から差す太陽の光が気持ち良い。
G-powerのスーパーチャージャーに限った事ではないが、時計のような精密機器を組み立てられる場所に求められるのは
空気が澄んでいて、水がきれいな事である。
スーパーチャージャーも同様である。G-powerの母体であるASAという会社はALPINAにもOEMでスーパーチャージャーを納入している。


到着して早々に、今回の命題であるE9x M3 SK1スーパーチャージャーの取付講習の開始

Mr. Laborieux
日本との通常業務を担当。
G-powerに入社する前にはアメリカ フロリダにあるRENNTECHで働いた経験を持つ。
英語・ドイツ語・フランス語を使いこなす
マルチリンガル

Mr. Rudert
E9x M3 スーパーチャージャーの設計・開発を担当したエンジニア。
製品レイタウトや取付位置などを最新設計
ソフトを駆使して作り上げる。
大学で工学エンジニアを専攻。
卒業後数年間三菱ディーラーでメカニックとしても勤務、現場での経験も持つ。

Mr. Brown 
スーパーチャージャー取付の
チーフメカニック。
M5/M6のツインチャージャーを取り付けた台数は数知れず。
UAEのアブダビではG-powerの走行テストでも陣頭指揮を執り、UAEインポーターにM5/M6ツインチャージャーの
取付指導も行う。

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