SK1 スーパーチャージャーには大型前置きインタークーラーが設置されるので、
フロントバンパーなどの前廻りパーツをほぼ全て取り外します。

純正インテークボックスを取り外し、スーパーチャージャーを取り付けるにあたり、バキュームホースの取り回しを変更する。
ホースをどの位置でカットし、どのジョイントパイプに取付といった細かい指導を受けました。
しかし、キットには取説が含まれない為、この講習は非常に重要です。

ブローバイホースの取り回し変更を行った際、オレンジのインテークチャンバーを固定する為の
ステーをエンジン本体に取り付け、本体を載せます。
設計の段階でしっかりと計算しつくされているので、海外製品の特徴とも言える加工しないと
取付が出来ないということはありません。

インテークチャンバーはアルミ鋳物です。チャンバー内部にもG-powerがパフォーマンスに拘りを持って製作しています。
チャンバー内部の接合部の耳を残すことによりチャンバー内に過度の負圧が掛かったとしても、
本体の歪み防止の為の強度確保を図っています。

一旦チャンバーを取り外し、オイルラインの取付に移ります。
左バンクのヘッドカバーにオイルラインを取り付ける為、左ヘッドカバーを取り外します。
オイルラインアダプターの取付位置はミリ単位で決められていて、少しでも位置がずれる事は許されず、
Brown氏も細心の注意を払っての作業。
講習を受けずに、用意に取付は難しいことを実感。
加工後、ヘッドカバーを戻し、チャンバーを取り付けます。

スーパーチャージャー本体取付にあたり、Rudert氏からCNC削り出しブラケット組み合わせ方等を細かく指導を受け、
わたくし深作がブラケット及びスーパーチャージャー本体取付を実践します。

前置きインタークーラー取付と冷却効率を高める為に、フロントメインエアガイドを加工します。
インタークーラー固定用ステーを装着し、ホースメント等取り戻した純正部品を戻していきます。

ホース類を確実に取り付け、エアクリーナーボックスを装着し、完成。
（エアクリーナーボックスはステンレスボックスに仕様変更）