EDaS とは Electronic Data System (電子データシステム) の略
2002年からスタート。
2008年現在ドイツ国内に110社以上、世界20カ国以上で普及
2006年3月よりオンラインでリアルタイムにチューニングが可能になる。
ABT EDaSチューニング開発について
まず必ずデータ開発する車両をABT本社に入庫させます 純正ノーマルデータを吸い上げ、どのレベルまでのチューニングが安全マージンかを確認・決定します チューニングデータがある程度決定したら、エンジンベンチテストとシャシ台によるテストで修正及び確定させていきます。
ABT所有シャシ台
- □MAHA製 ABT専用特注
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320km/hまで対応
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最高出力 1,000kW(約1,360ps)まで対応
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シャシ台でチューニングデータを確定させたら、セッティングを詰めていく際に必ず現車を走らせて確認を行います。
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これにより完璧なセッティングデータを製作全てのEDaSチューニングデータはグレードごとに一台ずつ必ず行う。
- →もしABTで入庫していない車両があれば、取引先から車両を借りて、必ずABT本社にてチューニングデータを開発します。
- →開発期間は約3週間
- 日本の場合、ドイツでは既にデータが出来ている場合がほとんどで、現車に該当するデータが無い場合でも、
4~5日で
EDaSデータの開発が可能(一部、特殊車両除く)
ABT EDaSチューニングの内容
ME(エンジンコントロールユニット)のソフトウェアのみの変更、すなわち、エンジン特性を変更するのみ
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ABTではセーフモードを解除したり、セーフモードが機能しなくなるようなレベルのものは行いません。 |
燃費に悪影響があるのかどうか?
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燃費の向上/悪化の主たる原因はドライバーがどのような運転をするかに依ります。とくかくパワー、フルパワーを望むドライバーにとっては明らかに燃費は悪化します。
ABT EDaSチューニングは、実際のところ、燃費は良くなります。要はドライバーの運転次第です。EDaSチューニングによってトルクや出力が変更されるので、チューニング前と同じように運転すれば、速く走ることは可能です。 |
車両の耐久性については?
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メカニカルパーツの耐久性というものは、そのパーツ本来のデザイン(設計)や使用させる条件によって異なります。ほとんどのパーツはメーカーが求める量産レベルの耐久性です。
例: 同じミッションを別々の車両に取り付けても、ほぼ同等の出力が得られます。
ABTのチューニングポリシーは各パーツの限界を越えない安全マージン内で最大限のパフォーマンスを引き出すことなので、耐久性に関して心配する必要はありません。通常の扱いをしている分には全く問題はありません。 |
ABTは何故NAエンジンのEDaSチューニングメニューが存在しないのか?
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NAエンジンについては、チップチューニング単体での効果は見込めない為。NAエンジンではエアとガソリンの混合比が重要であり、エアの吸入量をMEにてコントロールできません。燃調を変えるにあたり、MEのデータ変更だけでなく、メカニカルパーツ(エアインテーク、カムシャフト、ピストン、バルブ等)も必要になってきます |
純正ノーマルと比べて、排ガスレベルが悪化するのでは?
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ABTのEDaSチューニングに関しては、ヨーロッパ環境基準の範囲内で
例: 純正:EU4 → ABT: EU4
OBD端子を通じてチューニングするものと、エンジンコントロールユニットに直接チューニングデータをインストールするものと2種類 |
EDaSチューニングはどのように施工するのか?
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OBD端子を通じてチューニングするものと、エンジンコントロールユニットに直接チューニングデータをインストールするものと2種類あります。最新車種はエンジンコントロールユニットに直接インストールするものが主流ですが、ABTでは常に最新のデータへ更新しているので、最新車種でもOBD端子を通じてチューニングする事も可能になります。 |
ディーラーに入庫させて、メンテナンスを受ける場合は?
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ディーラーに入庫させる前に必ず、純正ノーマルデータに戻す必要があります。
ABT EDaSチューニングを施すと、エンジンコントロールユニットの品番が変更になります。
例: 純正: 4L0 910 401 0030
ノーマルデータに戻さず、ディーラーで診断テスターをあてると『ABT』の文字が入ったエンジンコントロールユニットが認識され、ディーラーでは故障と判断され、そのままエンジンコントロールユニットが認識され、ディーラーでは故障と判断され、そのまま損傷する可能性がある。必ずEDaSチューニング施工店に車両を持ち込み、純正ノーマルデータに戻す必要があります。 |
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