Metschke氏
主にヨーロッパ市場担当。日本にも足を運んでもらい弊社を案内。
各国インポーターの意見に真摯に耳を傾ける輸出セールス

広大なピットにはVW、Audiの様々な車種が入庫しており、作業内容は小さなものから大きなものまで多種多様です。

リフトにあがっているR8はエンジンが降ろされ、スーパーチャージャーの取付。
どこのチューナーでも同じですが、ドイツ(ヨーロッパ)では冬の期間にチューナーに車を預けて
かなりハードなチューニングを施してもらうのが、一般的に春先にオーナーが引き取りに来るとか。
この冬だけでR8へスーパーチャージャーを20台以上取付したとか...

その他にも開発部門を案内してもらい、MAHA製特注ダイノ内を見学し、そこには当時まだ開発中のS5スーパーチャージャーがあり、
某有名車メーカーからの依頼でバイオフューエル仕様の車両を研究していたり、ABTはチューナーという枠を遥かに越えて、
メーカーであるという事を実感しました。

次に案内してもらったのが、写真撮影一切不可のレース部門のファクトリー。
ABTはAudiのDTMレーシングカーを製作している会社でもあります。
メルセデスで言うならAMGのHWA、BMWでいうなら、BMW motorsportのようなレベルです。

DTMと言えば、日本で言うスーパーGT。このレベルのレースはメーカーのガチンコ対決。
これらの車両はAudiから100%の信頼をもらってこそ出来る仕事です。
その他にもFormula3、Poloカップの車両製作などを一手に引き受けています。



この禁断の場所に2008年DTMチャンピオンに輝いたマシンが入庫しており...

次のページへ